2009年08月28日

脳卒中後遺症の治療について

脳卒中(脳血管障害)は、現在、日本人の死亡原因の第3位になります。ちなみに、1位は、がん、2位は、心臓病になっています。
以前は、首位を占めていたのが、減少したのは、治療技術、特に救急救命技術の進歩のおかげだと言われています。


また、脳卒中(脳血管障害)の3つ、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血のうち、高血圧が大きな要因である、脳出血についていえば、高血圧の管理技術が進んで、生死をわけるような大きな出血が減ったことが、死亡率の低下を導いたといわれます。
しかし、食生活の変化により、動脈硬化が進み、動脈硬化が原因となる脳梗塞は、現在では、脳出血をうわまわるほどになっています。


現在、確かに脳卒中(脳血管障害)による死亡率は減りましたが、それは同時に、死亡はしなかったものの、後遺症を残したまま生存するケースを増やす結果にもなっています。
これを「脳卒中後遺症(のうそっちゅうこういしょう)」といいます。


脳卒中後遺症とは、脳卒中の発作によっておこった症状・・・自覚症状、神経症状、精神症状・・・が、1ヶ月以上たった時期(慢性期)になっても、消失しておらず、日常生活に支障をきたしている状態をいいます。
たとえば、片麻痺(まひ)が、その主なものです。
片麻痺は、脳卒中(脳血管障害)の3つの病気である、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血の、どの病気においても共通してみられる症状です。


そのほか、言語障害(失語症)や、失行(しっこう)・・・簡単な日常の動作ができなくなる障害があります。
また失認(しつにん)・・・視覚的には見えているのに、それが何であるのか認識できない障害もあります。


  


Posted by oimo  at 10:25脳卒中の症状とは!?

2009年08月28日

脳卒中後遺症のいろんな症状について

近年、医療技術の進歩によって、脳卒中(脳血管障害)で死亡する日本人の数は、ずいぶんと減ってきました。
しかし、それは同時に、死亡こそ免れたけれども、後遺症をかかえて生きている患者さんの増加を、意味することになっているのです。


脳卒中(脳血管障害)の3つ、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血のなかでは、脳出血よりも、脳梗塞のほうが重症の後遺症が残ることが多いとされています。
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現在、日本では、脳出血は減ったものの、逆に脳梗塞は増えていますので、これは由々しき問題であるといえるのではないでしょうか。


脳出血、脳梗塞、くも膜下出血のすべてに共通する後遺症の症状は、「片麻痺」です。
そのほか、失語症や失行、失認といった、「高次神経機能障害(こうじしんけいきのうしょうがい)」といわれる症状があります。


●失語症(しつごしょう)・・・ヒトの脳の言語をつかさどる領域(言語中枢)が損傷を受けたためにおこる障害です。話すことができない、人の言ったことが理解できない、読み書きもうまくできない、といった症状が出ます。右利きの人では右麻痺のときに、また左利きの人の場合は左麻痺のときに、失語症が生じます。


●失行(しっこう)・・・麻痺が原因ではないのに、洋服を着たり、ズボンをはくといった「着衣失行(ちゃくいしっこう)」や、意識しないでいるときには自然にできているのに、命令されるとできなくなってしまう「観念運動失行(かんねんうんどうしっこう)」などが、あります。


●失認(しつにん)・・・物は見えるのに、それが何であるのかや形が理解できない症状です。

  


Posted by oimo  at 10:23脳卒中の症状とは!?

2009年08月28日

脳卒中後遺症の診断、検査について

近年、脳卒中(脳血管障害)の発作後、命は取り留めたものの、言語障害や片麻痺、失行、失認といった、後遺症に悩む人びとが増えてきているのです。
これらの後遺症のことを「脳卒中後遺症(のうそっちゅうこういしょう)」と呼ばれています。


脳卒中後遺症の改善には、適切なリハビリテーションをいかに計画的にすすめていくかにかかっているのです。
そのためにも、後遺症の程度や、損傷を受けた部位を正確に把握することが必要となります。


●CTスキャン
脳の病巣部位を把握するために用いられるのが、CTスキャンです。
CTにうつしだされた病巣部位の大きさと、片麻痺の程度や回復の時間には密接な関係があるからです。


●MRIと脳循環血液量の測定
発病から時間がたっている場合、たとえば脳出血では、CTスキャンでは異常がみとめられないことがあります。
このような場合には、MRIで判断したり、脳循環血液量の測定をおこなったりして、病気の状態を把握します。


そのほか、失語症や失行、失認についても検査します。
失語症については、話す、人の話を聞いて理解する、読む、書く、といった各言語能力がどの程度障害されているかを把握します。


そのために、「自発言語」「復唱」「聞いて理解する」「音読」「読解」「自発書字」「書き取り」および「写字」という8つの種類の言語動作について検査がおこなわれます。
これを「標準失語症検査」といいます。
失行、失認については、ある動作をおこなわせてたり、図や絵を描くといった課題をどの程度こなせるかを評価します。

  


Posted by oimo  at 10:20脳卒中の症状とは!?

2009年08月28日

リハビリテーション

現在、日本では、脳卒中(脳血管障害)で死亡する人の数こそ減ってはきているのですが、片麻痺や言語障害、失行、失認といった、脳卒中の後遺症に苦しむ人は、逆に増えてきているのです。
脳卒中の後遺症を改善するためには、脳卒中の発作によって脳のどこに病巣があって、病巣はどの程度の大きさなのか、また病巣によりどのような障害が、どの程度生じたのかを正確に判断することが大切になります。


それにより、適切なリハビリテーション計画を立てるようにしましょう。
そして意識がある程度回復し、全身の状態が安定してきたら、できるだけ早くからリハビリテーションを開始します。
いつまでも大事をとっていると、関節がこわばってしまい、回復がますます困難になるからです。


リハビリテーションの第1は、自分の力では動かせない関節(肩、ひじ、手指、股、ひざ、足)を、他人に動かしてもらう運動です。
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これを「他動運動」といいます。


【他動運動】
他動運動は、発病後できるだけ迅速に・・・発病後2~3日以内におこなうべきであるとされます。
開始の条件は、「痛みを感じてそれを意思表示できること」です。関節を動かす訓練は、ご家庭でおこなう場合には、かならず専門医の指導を受けることが必要です。


他動運動のあと、徐々に日常生活に必要な訓練をおこなっていきます・・・座る訓練、ベッドから起きて車いすに移る訓練、立つ訓練、歩行訓練、食事、着衣、排泄、入浴です。


そのほか、言語障害(失語症)がある場合には、その訓練も行います。
  


Posted by oimo  at 10:19脳卒中の症状とは!?

2009年08月28日

脳卒中の発作後の食事のカロリーについて

脳卒中(のうそっちゅう)、すなわち、脳血管障害、の発作を起こした人の発作後の食事というのは、脳卒中の原因である脳動脈硬化の誘因となる高血圧や肥満を防ぐことが大切になってきます。
これは、高脂血症(こうしけっしょう)、痛風(つうふう)、糖尿病などを予防するという意味でもあるのです。
そのために、1日の食事の摂取カロリーと、塩分をおさえる必要があるのです。


1日の摂取カロリーは、1600キロカロリーに、また、塩分は、7グラムにおさえます。
ただし、タンパク質については、血液中のタンパク質の補給と、血管壁(けっかんへき)の強化のためにしっかりととる必要があります。


タンパク質が不足すると、血管が破れやすくなるのです。
卵や大豆製品(大豆、豆腐、薄上げ、厚揚げ、など)、および低脂肪の肉や魚(赤身の肉、鶏肉、白身の魚、など)といった、良質のタンパク質で、70グラムを確保するようにします。
魚の干物および練り製品(かまぼこ、はんぺん、など)といった加工品は、塩分が多く含まれているので、避けたほうが無難でしょう。


野菜は、充分な量をとるようにします。
カリウムやカルシウム、食物繊維には、血圧や血中コレステロールを下げる働きがあるのです。
生野菜にこだわらず、加熱してかさを減らすとよいでしょう。


油脂類は、カロリーを増やす最大の要因となりますので、摂取には注意が必要ですが、制限しすぎるのも血管に悪い影響を与えますので脳卒中の発作を起こした人にとって、摂取が難しいものです。
油脂のなかでも血中コレステロールを上げやすい動物性脂肪は控えめにし、その分、植物油の割合を増やします。  


Posted by oimo  at 10:18脳卒中の症状とは!?

2009年08月25日

麻痺のある人の食事の工夫を簡単にするには

脳卒中、すなわち脳血管障害による後遺症として、運動麻痺(うんどうまひ)が残ってしまう場合があります。


たとえば、手足(右または左)の動きが不自由になってしまったり、自分で調理をすることはもちろん、食器をうまく使えなくなることもあるんです。
また、咀嚼(そしゃく)や嚥下(えんげ・・・飲み込み)が困難になることから、食事をとること自体が、難しくなってしまう場合もあります。
そのため、栄養状態が悪くなり、体力が落ちて、病気の回復やリハビリの妨げになります。


【脳卒中後遺症がある人の食事の対策ポイント】
1.後遺症の程度に応じた対策
脳卒中の発作後、後遺症が残ってしまった人は、その症状に応じた対策が必要です。
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・食器類の使用はどれほど可能でしょうか?
・咀嚼や嚥下能力はどれほどあるでしょうか?
・食べるときの姿勢はどうでしょう?
不自由な点を、どれほどカバーすることができるか、またそのために必要な調理形態(やわらかめにしたり、細かく刻む、とろみをつける、など)を考えます。また、少しでも楽しく食事ができるよう、食事の場所も工夫します。


2.調理の仕方
・やわらかめに調理する・・・食事は全般的にやわらかめに調理し、のどのつまりやむせ返りを防ぐようにします。
・小さく刻む・・・調理の段階で、大きなものはあらかじめ刻んでおくとうよいでしょう。


3.食器の工夫
・軽くて、食べやすい食器を工夫し、用意します。
・手、特に利き手が不自由な場合、もち手がついたカップがいいでしょう。
・飲み物には、折れ曲がりストローがあると便利です。
  


Posted by oimo  at 18:44脳卒中の症状とは!?

2009年08月25日

咀嚼、嚥下障害のある場合の食事を食べやすくしよう

脳卒中に限らず、あらゆる病気において、毎日の食事は体力的も精神的にも、回復を促すための、とても重要なカギになるでしょう。
しかし、脳卒中の場合には、発作後の遺症などで、運動麻痺(うんどうまひ)が残ってしまったり、利き手が不自由になってしまったり、咀嚼(そしゃく)や嚥下(えんげ・・・食べ物を飲み込むこと)の能力に支障がおよんでしまうと、食事はまさしく苦行と化します。


それでも、早期からきちんとしたプログラムに沿って、リハビリテーションを根気強く続けることによって、摂食能力をかなりの程度まで回復させることができるでしょう。
脳卒中の発作を起こされたご本人も、周囲のかたがたも、あせることなく、リハビリテーションを続けていきましょう。


後遺症のなかでも、咀嚼や嚥下に強い障害が残った場合には、調理に工夫をすることが必要となります。
工夫のポイントは以下の点です。


1.全体的にやわらかめに調理します。
・やわらかく調理することで、むせ返りやのどのつまりを防ぐようにしましょう。消化もよくなり、胃の負担を減らすことができます。


2.大きなものは刻みます。症状に応じて、半流動状の食事にします。
・あらかじめ調理の段階で刻んでおくと、食べやすくなります。
・半流動食が必要な場合でも、見た目があまりにも悪くなると食べる意欲を失ってしまいます。配慮が必要となるところです。


3.刺激の強いものは避けます。
・冷たいもの、熱いもの、酸味の強いものは、むせやすいので避けます。


4.水分の多いものは、とろみをつけます。
・ある程度濃度のあるほうが、のどの通りが良くなります。
  


Posted by oimo  at 18:42脳卒中の症状とは!?

2009年08月25日

脳卒中発病後の食生活改善を考えよう

脳卒中の発病後は、日々の生活、特に、食生活を改善することで、脳動脈硬化の最大の誘因になる、高血圧を防ぐことが必要となります。
脳卒中の発病後、自分で食事をとることができる人は、以下の点に気をつけて、ご自身の食生活を見直し、そして改善を試みてください。


1.標準体重の維持・・・肥満予防と改善
肥満は、脳卒中の誘因となる高血圧を招きます。
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すでに太っている人は、その解消のために、早急に!なんらかの手を打つ必要があります。
摂取カロリーを減らし、標準体重に近づける工夫が必要です。
また、現在のところ標準体重にある人は、その維持に努めます。


2.塩分制限
塩分の取りすぎは、高血圧の人にとっては致命的なことです!1日7グラム以下におさえるようにしましょう。


3.動物性脂肪の制限
油脂類は、カロリーオーバーの原因となり、肥満を招きます。
特に、霜降りの牛肉やバターなど、動物性脂肪は血中コレステロールを上げやすいので、控えます。
植物性の油脂を増やすようにしましょう。


4.良質のタンパク質は充分に!
タンパク質の摂取は、血液中のタンパク質の補給と、血管壁の強化に必要です。タンパク質が不足すると血管が破れやすくなるのです。


5.野菜、海藻、大豆製品をたっぷりと!
カリウム、カルシウム、食物繊維には、血圧を下げるはたらきがあります。
また、ビタミンやミネラルは、微量の栄養素ですが、血管の強化や脂質の代謝に重要なはたらきをします。
便秘は血圧を上げる誘因となりますので、食物繊維をたっぷりとって便通をよくしましょう。


6.アルコール、タバコは節制します!
動脈硬化を促進する要因になります。

  


Posted by oimo  at 18:40脳卒中の症状とは!?

2009年08月25日

摂食障害を助ける調理の工夫

脳卒中の発作の後遺症では、咀嚼(そしゃく)や嚥下(えんげ)に支障が出ることが、よくあります。
咀嚼に支障がある場合には、物を小さくかみ砕くことができないことから、丸ごと飲み込もうとしてのどに詰まらせたり、消化が悪くなってしまうので、胃に負担をかけてしまうことになります。


また、嚥下というのは、食べ物を飲み込むことをいいます。
嚥下に障害があると、のどにつまったり、むせ返りを起こすことにつながります。
これらの障害に対しては、その症状の程度に応じて、調理を工夫するようにしましょう。


●水分、および水分が多いものは、むせやすいのでとろみをつけます。
脳卒中の場合、水分補給は非常に大切です。
なめらかで適度な粘土があると、嚥下に支障がある場合でも比較的、のどを通りやすくなります。
温かい料理では、片栗粉やコーンスターチ、牛乳や生クリーム、あるいは卵を用いてとろみをつけたり、固めたりします。
冷たい料理では、ゼラチンや寒天を用います。
逆に、パンなど、ぱさつきやすいものものどごしが悪いので、パンに卵液を吸わせたり、ごはんはおかゆにします。


●食べ物は、細かく刻むか、すりつぶします。
咀嚼、嚥下の支障の程度に応じ、細かく刻むか、すりつぶして半流動状にします。
すりつぶす際には、野菜の場合は、加熱してからすりつぶし、肉類は逆に、すりつぶしてから加熱すると、口当たりがよく、なめらかな仕上がりになります。


●甘みをつけるのも一考です。
甘みがあると嚥下しやすくなるといいます。
また、食欲がない場合には、間食でエネルギーを補給する必要があるので、ゼリーなどが良いでしょう。  


Posted by oimo  at 18:39脳卒中の症状とは!?

2009年08月25日

脳卒中治療に不可欠!水分補給

脳卒中の発病後の食事のポイントとして重要なものに、充分な水分を補給することがあります。


水分は、血液循環を良くして、血液の凝集能(血液が固まる作用)を抑制するのに、とても重要なはたらきをしています。
そのためたっぷりの水分を摂取する必要があるのです。
また、脳卒中の後遺症で摂食障害が残り、全体的に食物の摂取が減ると、水分の摂取が少なくなり、脱水症状をおこしやすくなるため、意識して水分を補給することが大切になります。
(ただし、アルコールや甘いのみものは、肥満の原因となりますので、控えめにします。)


しかし、脳卒中の後遺症で、摂食障害、特に嚥下(えんげ・・・食べ物を飲み込むこと)に障害がある場合、水分、および水分が多いものは、むせやすいので、注意が必要です。
むせ返りを防ぐためには、水分にある程度の濃度があるほうが良いようです。


温かい料理の場合は、たとえばスープなどは、片栗粉でとろみをつけたり、卵や牛乳を加えて濃度を増す工夫をします。
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コンソメスープよりも、ポタージュスープのほうが、とろみがあって、嚥下したすいでしょう。
また、茶碗蒸しは、咀嚼に障害がある方でもおいしくいただけますし、栄養もあって、お勧めです。


冷たい料理の場合は、ゼラチン寄せや寒天寄せにしてはどうでしょう。
甘いデザートとしてに限らず、白身の魚や鶏のささみ肉をゆでてほぐし、コンソメ味のスープで煮てそのままゼラチンで固めると、栄養豊かな主菜になります。


また、熱すぎるものや逆に冷たすぎるもの、酸味のあるものは、むせやすいので、避けるようにします。  


Posted by oimo  at 18:36脳卒中の症状とは!?

2009年08月03日

高血圧を予防!まずは減塩から☆

脳卒中の最大の誘因となる高血圧を、予防、改善する際に、特に避けて通れないのが、塩分の抑制になります。
食塩を取りすぎると、ナトリウムの作用で細胞外液量が増えてしまい、その結果、血液量が増えて、血管内圧が上昇し、末梢血管の抵抗が高まって・・・血圧を上昇させて高血圧となるのです。


脳卒中を発病したら、1日の食塩の量は、7グラム以下に抑えるのが基本になります。
そのためには、塩分の多い食品を避けることが必要なのです。


また、料理全体を薄味に仕上げることも大切でしょう。
ただし、塩分は食べ物のうまみに非常に大きくかかわっていますから、すぐに、薄味に慣れることは難しいかしれません。
塩分に頼らずに食事をおいしくいただく工夫をするようにしましょう。


●減塩のコツ
1.塩分の多い食品は避けましょう。
・魚の干物(アジの開き、目刺し、塩鮭、など)、練り製品(はんぺん、かまぼこ)、イカの塩辛、たらこ、漬物、梅干、ハムやソーセージ、などの加工食品には、非常にたくさんの塩分が使用されています。
・味噌汁も塩分が多いです。一日一杯にし、具だくさんの薄味にしましょう。
・スナック菓子は、塩分も脂肪分もたっぷりです!


2.麺類のスープは残しましょう。
ラーメン、うどん、そば、など、麺類の汁やスープは残すようにします。


3.調理に工夫を!
・酸味や香りで味に工夫をしましょう。おしょうゆの代わりに、酢や、ハーブなどの香りでおいしくいただきます。
・献立に味付けにメリハリをつけましょう。すべてを薄味にするよりも、メリハリをつけたほうが満足感があります。
  


Posted by oimo  at 16:55脳卒中の症状とは!?

2009年08月03日

一過性脳虚血発作も可逆性虚血性神経脱落症状

脳卒中(脳血管障害)の主な3つの病気は、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血になります。
このうち、近年、脳出血を抜いて急増している病気なのが、脳梗塞だと言われています。


この脳梗塞には、前触れともいうべき症状の発作があることがわかっています。
これを、一過性脳虚血発作(いっかせいのうきょけつほっさ)・・・TIA・・・といいます。


一過性脳虚血発作とは、一時的に手足が麻痺したり、言葉がしゃべりにくくなったりするけれども、すぐに消えてしまう一時的な発作です。
また、それよりも少し長く続くけれども、やがて消えるものを可逆性虚血性神経脱落症状(かぎゃくせいきょけつしんけいだつらくしょうじょう)・・・RIND・・・といいます。


●一過性脳虚血発作(いっかせいのうきょけつほっさ)・・・TIA
脳の血流が、一時的にとだえるたえることから、手足にしびれや運動麻痺(うんどうまひ)、場合によっては、しゃべりにくい、字が読めないといった症状が起きたりしますが、24時間以内にこのような症状が消えてしまします。


●可逆性虚血性神経脱落症状(かぎゃくせいきょけつしんけいだつらくしょうじょう)・・・RIND
脳の血流が、一時的にとだえるたえることから、手足にしびれや運動麻痺(うんどうまひ)が起き、このような神経症状が24時間以上続いていて、3週間以内に完全に消失するものをいいます。


一過性脳虚血発作(TIA)も、可逆性虚血性神経脱落症状(RIND)も、将来、脳卒中(脳血管障害)のひとつである、脳梗塞発作の大きな発作を起こす危険性が高いことから早めに治療することが大切です。  


Posted by oimo  at 16:53脳卒中の症状とは!?

2009年08月03日

一過性脳虚血発作(TIA)から脳梗塞への移行した場合

近年、高血圧や動脈硬化が増えるにつれ、脳卒中(脳血管障害)で亡くなる人が増えつつあります。
脳卒中は、たとえ命は助かったとしても、脳卒中後遺症(のうそっちゅうこういしょう)といって、脳卒中の発作によって起こった自覚症状や、神経症状、精神症状とが慢性的に消えないことがあることからも、いかに大きな発作を起こさないようにするか、予防が非常に重要になります。


実際、発作を予防する、あるいは予測することは、本当に可能なのでしょうか?


脳卒中(脳血管障害)の3つ、脳出血(のうしゅっけつ)、脳梗塞(のうこうそく)、くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)のなかの、脳梗塞については、その前触れともいうべき、一時的な症状があることがわかっています。
それが、一過性脳虚血発作(いっかせいのうきょけつほっさ)・・・TIA・・・です。


一過性脳虚血発作(TIA)とは、脳の血流が、一時的にとだえるたえることから、手足にしびれや運動麻痺(うんどうまひ)、場合によっては、しゃべりにくい、字が読めないといった症状が起きるものの、24時間以内にこのような症状が消えてしまうものをいいます。


一過性脳虚血発作(TIA)から脳梗塞への移行の割合をみてみると、一過性脳虚血発作(TIA)が初めてあったあと、約50パーセントがその1年以内に脳梗塞を起こしています。
一過性脳虚血発作(TIA)を起こした経験のある人と一過性脳虚血発作(TIA)を経験したことのない人とで比較すると、一過性脳虚血発作(TIA)を経験した人のほうが、脳梗塞を起こす確率は、15倍以上も高くなります。

  


Posted by oimo  at 16:43脳卒中の症状とは!?

2009年08月03日

一過性脳虚血発作(TIA)の症状ってどんなの?

脳卒中(脳血管障害)のうち、脳梗塞(のうこうそく)では、その前触れともいうべき発作があることから、このような警告ともいうべき状態で、いかに適切な対処をして、本格的な脳梗塞の発作へと移行しないよう食い止めることが重要になるでしょう。


この前触れの発作が、一過性脳虚血発作(TIA)と言います。この一過性脳虚血発作(TIA)には、どのような症状があるのでしょうか。


一過性脳虚血発作(TIA)は、24時間以内に症状が消えるものというのが、定義ですが、大部分は、数分から数十分で消えてしまいます。
そのため、脳卒中(脳血管障害)の、具体的には、脳梗塞(のうこうそく)の発作とは気づかないことが多く、疲れか、ストレスだろうと見過ごしてしまいがちです。
具体的な症状としては、次のものが挙げられるでしょう。


・食事のときに手足がしびれ、箸を落としてしまう。
・階段を降りようとして、右または左の手足が麻痺(まひ)して、降りられない。
・言葉がうまく出てこない。
・新聞を読んでいて、字面を目で追っているのだが、何が書いてあるのか、頭に入ってこない、理解できない。


これらの症状が、数分続きます。
ただし、症状の現れ方は、どの脳の血管に一過性脳虚血発作(TIA)が起こったかで、違ってきます。
たとえば、頚動脈(けいどうみゃく)の領域で一過性脳虚血発作(TIA)が生じると、急に片方の目の前が暗くなる、あるいは目の前にカーテンが下りてきたような感じがする、といったことがおきます。
これは一過性黒内症(いっかせいこくないしょう)という症状です。

  


Posted by oimo  at 16:41脳卒中の症状とは!?

2009年08月03日

一過性脳虚血発作(TIA)の診断の場合

脳卒中(脳血管障害)の発作というのは、あるとき突然やってくるもので、一刻も早く適切な対処を求められることが多いのですが、脳卒中(脳血管障害)の3つの主要な病気・・・脳出血、脳梗塞、くも膜下出血・・・のうち、脳梗塞(のうこうそく)については、その前触れの発作がある場合があるのです。
この前触れの発作が、一過性脳虚血発作(TIA)と言われる発作です。


したがって、一過性脳虚血発作(TIA)の段階で、いかに対処、治療をするかが、とても重要なのですが、問題は、一過性脳虚血発作(TIA)が診察中におきるということは、ほとんどないということなのです。
つまり、医師の目の前で起きるものではないことから、その診断は、患者さんご本人の自覚症状の説明だけです。


しかも、そもそも一過性脳虚血発作(TIA)の定義とは、手足のしびれや、運動麻痺が一時的に生じるものの、24時間以内に消えてしまうものであることから、はたして患者さんが、そういった症状が消えたあとに、きちんと医師の診察を受けるかどうかも、あまり期待できないことが多いのです。
ちょっと最近疲れ気味だったから・・・と見過ごしてしまいがちです。
発作は、日を置いて何度もおこる人もいれば、1日に数回、繰り返しておこる場合もあります。


正確な診断と対処のためには、患者さんご本人が、ご自身の症状を正確に自覚し、的確な説明を医師にすることが大切なのです。
日ごろから、脳卒中についての知識を高めることが早期対処に必要です。


一過性脳虚血発作(TIA)の診断は、したがってまず、医師の問診から始まります。
問診で大切なのは、心臓を含む全身の動脈硬化疾患の有無のチェックです。
  


Posted by oimo  at 16:39脳卒中の症状とは!?