2009年09月03日

脳血栓症の起こり方、そして前兆と症状などを知っておこう!

脳卒中(脳血管障害)のひとつには、脳梗塞(のうこうそく)という病気があります。
最近、脳卒中(脳血管障害)のなかでも、特に増えている病気だと言われています。


以前脳卒中は、「脳軟化症(のうなんかしょう)」と呼ばれていました。
脳梗塞は、さらに二つに分かれます。「脳血栓症」と「脳塞栓症」です。
両者は、予後が異なり、治療法も変わります。脳梗塞のなかで両者の割合は、「脳血栓症」対「脳塞栓症」で約7対3です。


「脳血栓症(のうけっせんしょう)」は、動脈硬化を基盤として脳動脈がつまる病気です。
一方、「脳塞栓症(のうそくせんしょう)」は、心臓などにできた血液のかたまりが脳動脈に流れ込んで内腔をふさいでしまう病気をいいます。


脳血栓症について、その起こり方、誘因、前触れとなる症状、症状、再発の危険性などについて以下に説明します。


【脳血栓症】
●起こり方  ・・・動脈硬化や血管炎などの血管狭窄がある場合に、血液の流れが停滞して起こります。
●誘因    ・・・降圧薬を飲みすぎた場合や、急激な血圧低下、および脱水症状による血液の濃縮が誘因となります。
●前触れ症状 ・・・一過性で片麻痺(へんまひ)や、片方の目の視力障害が前触れで起こることがあります。
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●症状    ・・・半身の運動麻痺や感覚障害、言語障害(失語症など)、および視野の障害が出ます。はじめは軽い症状だったのが、時間がたつにつれて徐々に麻痺が進行する場合が多くあります。1~2日かけて徐々にひどくなっていきます。
●発作の危険性・・・年齢が60歳以上の人に起きやすいといわれます。夜、睡眠中に起こりやすくなります。
●再発    ・・・動脈硬化の程度によって再発する可能性もあります。



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Posted by oimo  at 22:51 │脳卒中の症状とは!?