2009年09月08日

脳梗塞が急増した4つの理由!現在死亡率トップです。

昭和26年では、脳卒中(脳血管障害)は、それなで日本人の死亡率のトップを占めていた「結核」にかわって、トップに躍り出た病気です。
その後、ずいぶんと長いあいだ、首位に位置していた脳卒中なのです、昭和45年ころからしだいに減り始めてきました。


脳卒中(脳血管障害)の3つ、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血のすべてについて、ずいぶんと減ってきているそうです。
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そして昭和60年には、心臓病よりも少なくなり、脳卒中は、今では第3位になりました。


脳卒中(脳血管障害)の3つ、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血の内訳は、かつては、1位が脳出血、2位がくも膜下出血、3位が脳梗塞でした(1960年)。
日本人には、脳出血が多く、脳梗塞は少ないというのが一般的な傾向だったのです。


しかし平成に入り、平成7年には脳梗塞が脳出血の2倍以上になっています。
このような脳出血と脳梗塞が逆転した理由は、4つ考えられます。


1つは、医療技術の進歩(CTスキャン)により、両者の区別が容易になったことです。
脳出血は、脳の血管が破れて脳のなかに出血するものであるのに対し、脳梗塞は、脳の血管がつまってそこから先に血液が流れなくなることから脳の組織が死んでしまう病気です。


2つは、精力的に実態調査がおこなわれるようになったことです。


3つは、脳出血の大部分を占めるのが、高血圧性脳出血なのですが、この高血圧の管理が比較的よくおこなわれるようになったことがあります。


そして4めとしては、環境、特に食生活の変化によって、動脈硬化による病気が日本人に増えているということです。



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Posted by oimo  at 23:41 │脳卒中の症状とは!?